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日本vs.オーストラリア

試合開始:2016年6月2日(木)19:20 / 試合会場:東京体育館

日本、ストレート負けでリオ五輪出場を逃す

日本 項目 オーストラリア
23 第1セット 25
19 第2セット 25
27 第3セット 29
0 セットカウント 3

日本はオーストラリアにストレート負け。2試合を残して五輪への道が断たれた【写真:坂本清】

日本はオーストラリアにストレート負け。2試合を残して五輪への道が断たれた【写真:坂本清】

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【写真:坂本清】

【写真:坂本清】

試合後、南部正司監督のコメント

(リオへの道が断たれて)大会はあと2試合残していますが、選手たちを大声援で支えていただいたファンの皆様ありがとうございました。選手たちは力の限り戦ってくれました。

 結果がついてきませんでしたが、残りの2試合はベストを尽くして、可能性ある日本男子の姿を見せて大会を終えたいと思います。

【写真:坂本清】

【写真:坂本清】

試合後、清水邦広のコメント

 1セット目の最初はリードしていたが、自分たちのミスで逆転されてしまいました。3セット目はリードしている中でサイドアウト(相手サーブ時の得点)が取れず、連続失点を喫し、ストレート負けという結果になってしまいました。力不足でしたし、課題も出たが、要所で柳田(将洋)、石川(祐希)はサーブで攻めて良い展開にしてくれた。それでもオーストラリアもすごく良いプレーをしていて、特にエドガー選手、キャロル選手に気持ちよく決められた結果、ディフェンスが機能できなかったと思います。

 この大会を通して自分たちのバレーはできていたが、結果が出せず、悔やんでも悔やみきれない。あと2試合あるので、応援してくれた人たちに恩返しできるように、応援してくれる人を勇気づけられたらと思うので、1点を必死に取りにいく姿を見せたいと思います。

(8年前と)比べるのは難しいが、今もすごく良いチームで、結果はついてこなかったけれど良いバレーをしています。自分が勝負どころで点が取れなかったことが敗因です。

(勝負どころのミスを減らすには?)狙いにいってタッチが取れないこともあるし、僅差、紙一重なので仕方ない部分もある。それでもタッチを確実に狙ったり、相手のブロックをいなしたり、もっといろいろな選択肢の中から勝負どころで出せるように状況判断できればと思います。

【写真:坂本清】

【写真:坂本清】

試合後、石川祐希のコメント

 流れをつくる場面はたくさんあったが、勝負どころで自分にミスが出てシャットアウトされてしまったのが、この結果になってしまったと思います。

(勝負どころで点を取るためには)思い切りいくところ、いかないところでつなぐ、割り切ることが大事だと思います。躊躇(ちゅうちょ)したり、不安を抱えると良い結果に結びつかない。今大会は初戦から連続失点のイメージが強くなってしまい、スパイカーも打ちにいきすぎて、セッターも上げ急いでしまった。勝負どころは割り切りが大事だと思いました。

 結果は残念だったし非常に悔しいです。勝負どころの1点が取り切れなくてこういう結果になってしまったことが悔しい。あと2戦、必死な姿を見せて、1点、1セット、1試合を取りにいきたいと思います。

 もっと練習してもっと気持ちも強くなるしかない。すべてにおいて、成長しないといけないと思います。

【写真:坂本清】

【写真:坂本清】

試合後、米山裕太のコメント

 入りは悪くなかったです。終盤の連続失点で、リードしているところを取りにいけませんでした。この大会を通してそういう状況が続いたのを修正しきれませんでした。今日の試合はサーブもミスは少なく、途中から入った柳田(将洋)は良いサーブを打っていました。けれど、ブロック&レシーブが対応できず、相手のウイングスパイカーに決められ、対策しきれませんでした。

 日本は圧倒的に高さが足りない。その分1つのパス、トスが大切です。たとえば3セット目にオーストラリアのピンチサーバーが出てきた場面で深津(英臣)がパスし、永野(健)がトスをして清水(邦広)のバックアタックが2本続いた。そのトスが良いか悪いかは分からないけれど、もう少し清水にとって良いトスだったら1本で切れたかもしれない。そういう細かいパスやトス、相手の嫌なところに返すとか、指先を狙うとか、決まる、決まらないというのは運もあるます。なので、今の圧倒的に高さが足りないという現状で、(日本は)確実にコントロールできるボールは正確にプレーできるようにならないといけないと思います。

 結果は残念でしたが、自分たちの力不足だと思います。結果を出せなかった自分自身に腹が立つし、この4年、何をやってきたんだという思いもある。残り2戦、応援してくれる人たちに何か伝えられるように思い切ってやりたいです。

 大会前から、この大会はワールドカップとは違う、勝たなければいけない試合だと前回(4年前の最終予選)を経験した選手は分かっていた。若手は怖いもの知らずな部分が良いところであり、悪いところでもある。この大会では良い部分が出てくれればいいなと思っていました。練習から、石川、柳田、福澤(達哉)がスタートでいくだろうという雰囲気がある中、この緊張感を持ってうまくいってくれればいいなと思っていたけれど、硬さもあってうまくいきませんでした。若手が思い切ってやれるように心がけたし、若手からすればうるさいなと感じる部分もあったかもしれないけれど、それでも伝わればいいと思ってアドバイスをしました。

 自分が出る時は堂々と自信を持ってプレーすることができました。石川と対角で入ったり、柳田と入ったり、コートでプレーしながら声をかけ合い、良いプレーができていました。何かを感じ取ってくれたらいいなという気持ちでプレーしました。

試合前

第1セット

戦評

 日本は米山裕太が今大会初のスタメン。安定したサーブレシーブから石川祐希、清水邦広が得点を挙げるが、高さと攻撃力に勝るオーストラリアに6-8と先行される。しかし日本も米山のスパイクや出耒田敬、富松崇彰の速攻で追いつき、深津のサービスエースで逆転、16-14とリードして終盤を迎える。

 3枚ブロックに対しても石川がリバウンドを織り交ぜながら打ち切り、18-15と日本が点差を広げるが、オーストラリアもブロックで応戦。18-18の同点となり、さらに連続得点を許して19-21とオーストラリアがリードする。ピンチサーバーで投入された柳田将洋が連続してポイントを取り23-24と1点差まで迫るが、最後はエースのエドガーに決められ、日本は23-25で第1セットを落とした。

石川祐希のスパイクがエドガーにブロックされ17-18と再び逆転を許す【写真:坂本清】

石川祐希のスパイクがエドガーにブロックされ17-18と再び逆転を許す【写真:坂本清】

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柳田将洋のサーブで追い上げるも、23-25で第1セットを落とした【写真:坂本清】

柳田将洋のサーブで追い上げるも、23-25で第1セットを落とした【写真:坂本清】

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第2セット

戦評

 日本はセッター深津英臣に代わって関田誠大を投入し、石川祐希、清水邦広、出耒田敬の攻撃で4-2と先行する。しかし、サーブで流れをつかんだオーストラリアに6-8と逆転される。

 関田がうまく出耒田を使い9-9の同点にした日本だが、石川がアクシデントで交代するとオーストラリアが再逆転。13-16で終盤を迎える。

 出耒田の速攻で得点する日本に対し、オーストラリアはサーブ、ブロックで連続得点。日本は一気に突き放され、19-25で第2セットを落とした。

石川祐希に代わって出場した福澤達哉がスパイクを決めるも、13-16【写真:坂本清】

石川祐希に代わって出場した福澤達哉がスパイクを決めるも、13-16【写真:坂本清】

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第3セット

戦評

 日本は石川祐希に代わって柳田将洋を投入。スパイク、サービスエースで柳田が得点するが、オーストラリアはエースのエドガーだけではなく、ミドルからの攻撃もうまく使って7-8と先行される。しかし日本も出耒田敬に代わって入った傳田亮太の速攻や、柳田、清水邦広のスパイク、米山裕太のサービスエースで逆転。16-15と1点をリードして終盤を迎える。

 攻撃が偏るオーストラリアに対し、日本はレシーブでつなぎ、柳田、清水が決め21-18と終盤に3点をリード。23-19とさらに点差を広げたが、オーストラリアのサーブとブロックのプレッシャーから逆転を許し、試合はデュースへもつれ込む。日本はワンポイントで投入された栗山雅史のブロックでセットポイントを握ったが、あと1点が取りきれず、27-29で試合終了。日本はセットカウント0-3でこの試合を落とし、リオデジャネイロ五輪出場を逃がした。

第3セットもオーストラリアの高さにつかまり、7-8とリードされる【写真:坂本清】

第3セットもオーストラリアの高さにつかまり、7-8とリードされる【写真:坂本清】

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柳田将洋(8番)、米山裕太(右)らが気を吐いて16-15と逆転【写真:坂本清】

柳田将洋(8番)、米山裕太(右)らが気を吐いて16-15と逆転【写真:坂本清】

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日本は最後まで粘りを見せるも、デュースの末27-29でこのセットを落とした【写真:坂本清】

日本は最後まで粘りを見せるも、デュースの末27-29でこのセットを落とした【写真:坂本清】

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