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日本vs.オランダ

試合開始:2016年5月22日(日)19:15 / 試合会場:東京体育館

日本 フルセットの激闘を制し、3位で大会を終える

日本 項目 オランダ
20 第1セット 25
25 第2セット 13
21 第3セット 25
32 第4セット 30
15 第5セット 11
3 セットカウント 2

【写真:坂本清】

【写真:坂本清】

試合後、眞鍋政義監督のコメント

初スタメンのセッター田代(佳奈美)、鍋谷(友理枝)、丸山(亜季)と五輪最終予選で出場機会の少ない選手が活躍してくれて、最後に勝ったことを非常に満足しています。

(田代の起用について)今年から代表に招集して、どこかでスタートから使おうという思いはありました。最終戦で、このプレッシャーの中で試合に勝ちましたのでよかったと思います。

(『化学反応を起こさないと』と言っていたが?)今年に入ってから昨年までの3年間の成績を反省し、世界と比較して五輪で前回以上のメダルを獲るためには、化学反応を起こさないと勝てないと言ってきました。最終予選が終わっても、まだ化学反応はないと思っています。これからどうかは私にも分かりません。本大会の期間中なのか、前なのか、何かがないと五輪は厳しい試合になるのではないかと思います。

【写真:坂本清】

【写真:坂本清】

試合後、木村沙織のコメント

今日の試合は難しい試合でしたが、この大会を通して1点を取る難しさをあらためて感じました。今日は五輪の試合だと思ってみんなで臨んだので、内容に関してはまだまだ反省点もありますが、勝ったことは良かったと思います。

 この大会でリオの切符をしっかり取れたことと、アジア同士の(対戦となった)韓国戦とタイ戦が、難しい試合だったので反省点が印象に残っています。

【写真:坂本清】

【写真:坂本清】

試合後、長岡望悠のコメント

 五輪で目標を達成するには課題が山積みだと実感しています。厳しい大会で、しっかりリオの切符を獲得するという目標を達成できたのは本当によかったです。

(ロンドン五輪後に行った)4年前のオランダ遠征で、オランダのブロックに全く通用しなかった経験があったからこそ、今があると思っています。あそこがスタートだったと思います。

 1試合1試合が本当に負けられない試合だったのは変わらないですが、苦しい場面が来たときでもチーム一丸となって全員でそこに臨んで、試合を重ねるごとにチームの結束力も強くなっていったのかなと感じます。

【写真:坂本清】

【写真:坂本清】

試合後、荒木絵里香のコメント

 自分自身のパフォーマンスが良くなくて(チームに)迷惑をかけましたが、最終戦に勝てて良かったです。

 今大会、印象深いのはリオの出場権が取れたということだけです。

【写真:坂本清】

【写真:坂本清】

試合後、田代佳奈美のコメント

 今日は個人的にすごく課題の多い試合でしたが、最後にアタッカーがしっかり決めてくれて、セッターとしてすごく助かった部分がありました。試合が始まる前から絶対に勝ちたいという気持ちと、楽しくやろうと思っていましたが、ああいう環境でコートに入ったら難しく、正確なトスは上がらなかったと思います。あまり覚えていないのですが、4セット目の後半ぐらいからは勝ちたい気持ちのほうが強く、アタッカーが決めてくれるので『自分ももっと頑張ろう』という気持ちになりました。

(ミドルを多く使っていたが?)最初からミドルの打数を増やそうと思っていましたが、序盤はクイックを上げきれなくてサイドばかりになってしまったので、後半は自信を持って上げられるワイドなど、センターを使おうと思いました。

 大会を通して、大事な場面で自分もコートに立てるようなプレーをしていきたいという課題が残りました。

【写真:坂本清】

【写真:坂本清】

試合後、島村春世のコメント

 今日の試合は相手の高さにどう戦っていくかというところでしたが、難しい中でもチーム力で相手を上回ることができたから今日の勝ちがあると思っています。勝ててよかったです。

 リオの切符が獲れたことで、チーム力ってすごい力を持つんだな、とあらためて感じました。1人1人の能力が低くてもチーム力で勝てると分かったので、それを武器に頑張りたいです。

【写真:坂本清】

【写真:坂本清】

試合後、鍋谷友理枝のコメント

 今日は初めてのスタメンでしたが自分自身、課題の残る試合でした。全員で力をひとつに勝ち切れたのでよかったです。

 どの試合も負けられない戦いの中、チーム一丸になって戦えたので、どの試合も印象的でした。

【写真:坂本清】

【写真:坂本清】

試合後、丸山亜季のコメント

 ミスもありましたけれど、この試合を勝って終わるという気持ちと、高い集中力を最後まで切らさずできたのがよかったです。

 今日の練習が終わってから「早めに使う」と声をかけてもらっていて、試合中に「2セット目のスタートからいくぞ」と言われました。最後まで出て勝ち切れたこと、コートに立たないと感じられない緊張感や課題を自分の中で持てたことが一番よかったです。

試合前

オランダも既に五輪出場を決めている。本大会を見据えて、この試合も勝っておきたい【写真:坂本清】

オランダも既に五輪出場を決めている。本大会を見据えて、この試合も勝っておきたい【写真:坂本清】

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第1セット

戦評

 日本はセッターに田代佳奈美、その対角には迫田さおり、木村沙織の対角に鍋谷友理枝を入れた布陣で臨んだ。リズムがつかめず、開始早々に連続失点を喫し5-8とオランダに先行される。トスが低く、スパイカーが打ち切れないためオランダのブロックにかかり、中盤にも連続失点を喫し、8-16と大差をつけられてしまう。

 日本は迫田に代えて長岡望悠を投入し、流れを変えようと試みるもなかなか変わらず。オランダが優勢に試合を運ぶ中、日本は荒木絵里香のサービスエースからようやく追い上げを開始。木村もサーブで攻め、ブレイクを重ねるも序盤の連続失点が響き、日本は第1セットを20-25で落とした。

第1セットの先発メンバー。セッターには宮下遥に代えて田代佳奈美を起用【スポーツナビ】

第1セットの先発メンバー。セッターには宮下遥に代えて田代佳奈美を起用【スポーツナビ】

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木村沙織にブロックが飛び出すも、オランダの高さに苦しみ5-8とリードされる【写真:坂本清】

木村沙織にブロックが飛び出すも、オランダの高さに苦しみ5-8とリードされる【写真:坂本清】

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迫田さおりに代わって出場した長岡望悠(1番)がスパイクを決める【写真:坂本清】

迫田さおりに代わって出場した長岡望悠(1番)がスパイクを決める【写真:坂本清】

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セッターに入った田代佳奈美。日本は17-21と追い上げを見せる【写真:坂本清】

セッターに入った田代佳奈美。日本は17-21と追い上げを見せる【写真:坂本清】

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日本はリズムをつかめないまま、20-25で第1セットを落とした【写真:坂本清】

日本はリズムをつかめないまま、20-25で第1セットを落とした【写真:坂本清】

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第2セット

戦評

 日本は2-4とこのセットも序盤はオランダに先行されたが、荒木絵里香のサーブから木村沙織の連続スパイクで逆転し、8-5とリードする。その後も木村、島村春世のサービスエースや鍋谷友理枝のブロックで得点を重ねた日本は16-8と大差をつけて終盤を迎える。

 精彩を欠くプレーが続くオランダに対し、日本は木村のスパイクで得点。最後は島村の速攻で得点し、第2セットは25-13で日本が奪取した。

リベロの丸山亜季(左)や鍋谷友理枝も安定したレシーブを見せる。16-8とリードして終盤へ【写真:坂本清】

リベロの丸山亜季(左)や鍋谷友理枝も安定したレシーブを見せる。16-8とリードして終盤へ【写真:坂本清】

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このセットはこれまで出番の少なかった選手たちが躍動。25-13で日本が奪取【写真:坂本清】

このセットはこれまで出番の少なかった選手たちが躍動。25-13で日本が奪取【写真:坂本清】

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第3セット

戦評

 田代佳奈美のサーブや木村沙織、長岡望悠の緩急をつけた攻撃で日本が8-6とリードする。その後も田代のサービスエースや鍋谷友理枝、木村の攻撃で得点を重ねる日本に対し、オランダはバックアタックを絡めた攻撃やブロックで追い上げる。日本は15-16と逆転を許してしまう。

 両チームにミスが目立つ中、日本はオランダのミドルの速攻を止められず、18-20とリードを広げられる。最後は長岡のスパイクがサイドラインを割り21-25、日本は第3セットをオランダに奪われた。

このセットも序盤に日本が抜け出す。8-6とリードしてテクニカルタイムアウトへ【写真:坂本清】

このセットも序盤に日本が抜け出す。8-6とリードしてテクニカルタイムアウトへ【写真:坂本清】

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中盤にオランダのブロックに捕まる。16-17とリードされて終盤へ【写真:坂本清】

中盤にオランダのブロックに捕まる。16-17とリードされて終盤へ【写真:坂本清】

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第4セット

戦評

 荒木絵里香に代えて山口舞を起用した第4セット、長岡望悠、鍋谷友理枝の攻撃で3-2と日本が先行するが、オランダに高さを生かした攻撃で逆転され3-8とリードされる。日本も長岡、鍋谷のスパイクや、島村春世の速攻で得点を返すが、12-16とオランダにリードを許して終盤へ。

 木村沙織のサービスエースや長岡のスパイクで日本も追い上げ、21-20と逆転。山口の速攻でセットポイントとするも、オランダに追いつかれてデュースへ突入する。30点を超える大熱戦が展開され、最後は長岡のサービスエースで32-30とした日本が第4セットを取り返し、試合は最終セットへ突入した。

日本はオランダの勢いを止められず。6連続得点を許し3-8と点差が広がる【写真:坂本清】

日本はオランダの勢いを止められず。6連続得点を許し3-8と点差が広がる【写真:坂本清】

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オランダにミスが出て日本も連続得点。18-18と同点に追いついて終盤へ【写真:坂本清】

オランダにミスが出て日本も連続得点。18-18と同点に追いついて終盤へ【写真:坂本清】

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山口舞(7番)の移動攻撃が決まり、日本は24-23とマッチポイント【写真:坂本清】

山口舞(7番)の移動攻撃が決まり、日本は24-23とマッチポイント【写真:坂本清】

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もつれにもつれた第4セットを決めたのは長岡望悠(1番)。サービスエースを決め、このセットに終止符を打った【写真:坂本清】

もつれにもつれた第4セットを決めたのは長岡望悠(1番)。サービスエースを決め、このセットに終止符を打った【写真:坂本清】

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第5セット

戦評

 序盤は長岡望悠、島村春世、木村沙織の攻撃で3-2と日本が先行。そのまま8-7とリードを保って中盤を迎える。

 鍋谷友理枝のサーブで崩し、島村の連続ブロックで得点を重ねた日本は12-9と点差を広げ、長岡のスパイクでマッチポイントとすると、最後はオランダのスパイクミスで15-11となり試合終了。最終戦は日本がフルセットの末、逆転勝利を飾った。

木村沙織のスパイクが決まって3-2とするも、一進一退の攻防が続く【写真:坂本清】

木村沙織のスパイクが決まって3-2とするも、一進一退の攻防が続く【写真:坂本清】

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終盤の連続得点で抜け出した日本が15-11でこのセットをものにした【写真:坂本清】

終盤の連続得点で抜け出した日本が15-11でこのセットをものにした【写真:坂本清】

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