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日本vs.タイ

試合開始:2016年5月18日(水)19:20 / 試合会場:東京体育館

日本、劣勢の第5セットを奪い大逆転勝利!!

日本 項目 タイ
20 第1セット 25
25 第2セット 23
23 第3セット 25
25 第4セット 23
15 第5セット 13
3 セットカウント 2

日本が大逆転勝利で3勝目をつかむ。選手たちの目からは涙が溢れた【写真:坂本清】

日本が大逆転勝利で3勝目をつかむ。選手たちの目からは涙が溢れた【写真:坂本清】

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【写真:坂本清】

【写真:坂本清】

試合後、眞鍋政義監督のコメント

(勝ちきれた要因は?)選手に感謝です。よく集中してくれました。まったく諦めない気持ちでやってくれましたし、一致団結していました。まずはゆっくりと休んで、次のドミニカ共和国戦に備えたいと思います。

(残り3戦に向けて)まずはドミニカ共和国戦でベストを尽くしたいと思います。

【写真:坂本清】

【写真:坂本清】

試合後、木村沙織のコメント

自分のプレーは良くなかったし、チームとしても負けパターンでした。タイのほうがずっと有利な状況で動いていたので、こういう展開になったと思います。みんなで最後まで信じることができて本当によかったです。

 チャレンジシステムが導入されてから、タイム以外の時間が長いので、ゲームの流れも変わることがあります。有効的に使えるように、中にいる選手で流れが途切れないように、体が固まらないように意識しています。特に今日の試合はチャレンジシステムがすごく多かったので、今後はチャレンジシステムの時間の使い方も課題になるなと思いました。

【写真:坂本清】

【写真:坂本清】

試合後、宮下遥のコメント

苦しい試合を勝ち切れたことは、自分にとってもこれからの自信になる試合でした。(最終セットのサーブの場面では)不安もなく、かといって「私のサーブで決めてやろう」という気持ちもなく、やるしかないという一心で最後まで打ち続けました。あまり今まで試合中に震えることなど経験したことがなかったですが、3セット目からずっと手が震えていました。

 最後までコートに立ち続けることができて、勝ったこと。今後につながる試合だったと思います。まだあと3つあります。切り替えて、五輪の切符を獲りにいきたいと思います。

【写真:坂本清】

【写真:坂本清】

試合後、迫田さおりのコメント

絶対に落とせない1戦でした。チームが一致団結した試合でした。ここまで途中出場が多く、コートに入る時は雰囲気が悪い時が多いので、自分が入って雰囲気をよくしたい、何とか1点でも多く獲れるようになりたい、と思ってプレーしていました。あと3戦あるので、もっともっとチーム力を高めて戦いたいです。

【写真:坂本清】

【写真:坂本清】

試合後、石井優希のコメント

苦しい状況が最後まで続いた試合でした。この試合で勝てたことは、絶対次につながる。チーム力が高まったと思います。勝たないと五輪に行けない大事な試合で、昨日(韓国戦)を落として苦しい状況だったので、チームで「絶対に勝とう」と声をかけ合いながら戦った1戦でした。その気持ちが勝利につながりました。

 残り3戦、みんなが1つになって、『火の鳥ニッポン』がどこよりも強いとコートで表したい。最後までみんなを信じて戦っていきます。

試合前

入場する全日本の選手たち。けがが懸念される木村沙織(3番)もメンバー入り【写真:坂本清】

入場する全日本の選手たち。けがが懸念される木村沙織(3番)もメンバー入り【写真:坂本清】

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第1セット

戦評

 今大会初めて石井優希がスタメンで出場。主将の木村沙織を欠き、これまでのレシーブシフトと異なることもあり、開始早々にタイのサーブで崩され6-8と先行を許す。荒木絵里香、石井の攻撃で得点する日本に対し、タイは前後に揺さぶるサーブと多彩な攻撃で得点を重ね、8-13と一時はリードを5点に広げられてしまう。しかし、宮下遥のブロックや荒木、古賀紗理那のスパイクで日本が猛追し逆転。16-15で終盤を迎える。

 しかし的確にターゲットを狙ったタイのサーブに崩され、再びタイが逆転。攻撃が通らず、スパイクミスが続いた日本をタイが突き放す。日本は第1セットを20-25で落とした。

第1セットの先発メンバー。木村沙織に代えて石井優希を起用。ローテーションは変更なし【スポーツナビ】

第1セットの先発メンバー。木村沙織に代えて石井優希を起用。ローテーションは変更なし【スポーツナビ】

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16-15と日本が逆転して2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた【写真:坂本清】

16-15と日本が逆転して2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた【写真:坂本清】

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第2セット

戦評

 第2セットから日本は古賀紗理那に代えて木村沙織、長岡望悠に代えて迫田さおり、島村春世に代えて山口舞を投入した。交代直後に迫田のバックアタックや、木村のスパイクで得点するが、6-8とタイに先行を許す。日本も迫田のスパイクで連続得点を挙げ、16-15と逆転、シーソーゲームが展開される。

 終盤の競り合った場面でジャッジを巡り何度も試合が中断し、集中力を維持するのが難しい中、迫田にボールを集め得点する日本に対し、タイは第1セット同様サーブで攻めて得点を重ねる。1点を巡る攻防が終盤まで繰り返されたが、最後は迫田のバックアタック、石井優希のスパイクで連続得点を挙げた日本が25-23で第2セットを奪取した。

日本は第2セットから木村沙織と迫田さおりを起用。しかし、このセットも6-8とリードを許す【写真:坂本清】

日本は第2セットから木村沙織と迫田さおりを起用。しかし、このセットも6-8とリードを許す【写真:坂本清】

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日本は途中出場した山口舞のスパイクなどで16-15とわずかにリード【写真:坂本清】

日本は途中出場した山口舞のスパイクなどで16-15とわずかにリード【写真:坂本清】

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第3セット

戦評

 0―4とタイに先行された第3セット、日本は追う展開が続く。石井優希のスパイクや荒木絵里香のブロックで10-11と1点差まで追い上げるが、タイのミドルブロッカー、プルームジットの攻撃で連続得点を挙げられ、12-16とリードされる。

 両チームにミスが目立ち始める中、日本は木村沙織の緩急をつけた攻撃や山口舞、石井のスパイクで追い上げ、21-21と同点にするも、タイにブロックされ連続得点を許す。日本は第3セットを23-25で落とした。

日本は懸命のブロックで応戦するもタイの攻撃を止められず。5-8とリードされる【写真:坂本清】

日本は懸命のブロックで応戦するもタイの攻撃を止められず。5-8とリードされる【写真:坂本清】

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眞鍋政義監督(中央)が指示を送るも流れは変わらず。12-16でテクニカルタイムアウトへ【写真:坂本清】

眞鍋政義監督(中央)が指示を送るも流れは変わらず。12-16でテクニカルタイムアウトへ【写真:坂本清】

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日本は21-21と同点に追いついたものの、終盤にタイのブロックにつかまる【写真:坂本清】

日本は21-21と同点に追いついたものの、終盤にタイのブロックにつかまる【写真:坂本清】

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第4セット

戦評

 セットカウント1-2と後がない第4セット、日本は迫田さおりのブロックやスパイク、石井優希のスパイクで得点し8-4とリードを奪う。中盤には木村沙織の連続スパイクで得点した日本は14-10と優勢に試合を運ぶも、タイもサーブとブロックで応戦。16-15と日本が1点のリードで終盤を迎える。

 石井、迫田のスパイクで得点を重ねるが、日本が19-17とリードしたところからタイに連続得点を決められ19-21と逆転を許す。しかし日本も石井のサーブで崩したところを木村が決め22-22、白熱した攻防が続く。日本はピンチサーバーの鍋谷友理枝のサーブから木村のスパイク、迫田のブロックで得点し、最後も迫田が決め25-23。セットカウント2-2で最終セットへ突入した。

迫田さおり(16番)や石井優希(12番)のスパイクが決まる。8-4と日本がリード【写真:坂本清】

迫田さおり(16番)や石井優希(12番)のスパイクが決まる。8-4と日本がリード【写真:坂本清】

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最後は迫田さおり(16番)が決めた。日本が25-23で競り勝ちフルセットへ【写真:坂本清】

最後は迫田さおり(16番)が決めた。日本が25-23で競り勝ちフルセットへ【写真:坂本清】

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第5セット

戦評

 日本は荒木絵里香のクイックで先制するも、タイに連続得点を決められ3-8と苦しい展開を強いられる。スパイクミスが続く日本に対し、タイはミドルからの攻撃も織り交ぜて得点を重ねていく。

 劣勢が続く日本はレシーブで粘り、迫田さおりのバックアタックや石井優希の攻撃や宮下遥のサービスエースで猛追、11-12と1点差まで迫る。さらに石井のブロック、迫田のバックアタックで得点を重ねた日本が13-12とついに逆転に成功する。

 ジャッジを巡りタイに警告が出され、日本がマッチポイントを迎えると、最後は迫田のスパイクが決まり15-13で試合終了。大逆転で第5セットを制した日本が、セットカウント3-2で3勝目を挙げた。

日本が怒とうの8連続得点で一気に逆転! 15-13でこのセットを制した【写真:坂本清】

日本が怒とうの8連続得点で一気に逆転! 15-13でこのセットを制した【写真:坂本清】

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