sportsnavi

第93回箱根駅伝予選会

大東文化大がトップ通過 中央大が11位で出場権を逃す

最終結果

順位 大学名 本戦出場記録 記録
1位 大東文化大 5年連続48回目 10:08:07
2位 明治大 9年連続59回目 10:08:17
3位 創価大 2年ぶり2回目 10:10:09
4位 法政大 2年連続77回目 10:10:18
5位 神奈川大 7年連続48回目 10:11:47
6位 上武大 9年連続9回目 10:12:12
7位 拓殖大 4年連続38回目 10:12:36
8位 国学院大 2年ぶり10回目 10:14:09
9位 国士舘大 3年ぶり45回目 10:14:45
10位 日本大 5年連続87回目 10:16:17

※上位10校までが本戦出場
※11位中央大(10:17:01、10位との差は44秒)、12位城西大(10:19:10)、13位東京農業大(10:20:50)

総括

連続出場記録がストップし、下を向く中央大の選手たち【写真:赤坂直人】

連続出場記録がストップし、下を向く中央大の選手たち【写真:赤坂直人】

涙を見せる中央大の主将・舟津彰馬(1年)【写真:赤坂直人】

涙を見せる中央大の主将・舟津彰馬(1年)【写真:赤坂直人】

 第93回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の予選会が15日、東京・陸上自衛隊立川駐屯地から国営昭和記念公園までの20キロのコースで行われ、大東文化大、明治大、法政大など10校が来年1月2日、3日に行われる箱根路の切符を手にした。87大会連続90回出場中の中央大は、11位に終わり出場権を逃した。

 トップで出場権を得たのは、10時間08分07秒の大東文化大で5年連続48回目の出場。日本大は15キロ地点で10位と、ギリギリの展開が続いたもののそのまま逃げ切りなんとか出場権を得た。一方、箱根駅伝最多14回の優勝を誇る中央大は、10位の日本大に44秒及ばず。87回連続出場の記録が途絶えた。

【予選会突破校】
大東文化大、明治大、創価大、法政大、神奈川大、上武大、拓殖大、国学院大、国士舘大、日本大

【シード校】
青山学院大、東洋大、駒澤大、早稲田大、東海大、順天堂大、日本体育大、山梨学院大、中央学院大、帝京大

個人結果(トップ10のみ)

順位 選手名(大学名) 記録
1位 パトリック・ワンブィ(日本大/2年) 58:15
2位 レダマ・キサイサ(桜美林大/1年) 58:27
3位 鈴木健吾(神奈川大/3年) 58:43
4位 ムソニ・ムイル(創価大/1年) 58:51
5位 サイモン・カリウキ(日本薬科大/2年) 59:06
6位 ワークナー・デレセ(拓殖大/2年) 59:34
7位 石川颯真(日本大/4年) 59:38
8位 丸山竜也(専修大/4年) 59:40
9位 原法利(大東文化大/3年) 59:44
10位 山藤篤司(神奈川大/2年) 59:58

※上位10選手の順位

20キロ地点

神奈川大の鈴木健吾が日本人トップの3位に入った【写真:赤坂直人】

神奈川大の鈴木健吾が日本人トップの3位に入った【写真:赤坂直人】

トップでゴールしたのは日本大のワンブィ【写真:赤坂直人】

トップでゴールしたのは日本大のワンブィ【写真:赤坂直人】

ゴール ワンブィ(日本大)が58分15秒でゴール。12秒差でキサイサ(桜美林大)が続く。3位には日本人トップで鈴木(神奈川大)が入った。4位にムイル(創価大)、5位はカリウキ(日本薬科大)。ゴール地点で最初に10名通過した大学は大東文化大。明治大、法政大、創価大、国学院大が続いた。

19キロ 日本人トップは鈴木(神奈川大)でほぼ確定。力強い走りで、並走するムイル(創価大)を引き離していく。

17.5キロ地点

通過順位 大学名 前後のタイム差
1位 明治大
2位 大東文化大 0:04
3位 法政大 1:45
4位 創価大 0:17
5位 神奈川大 1:05
6位 拓殖大 0:25
7位 上武大 0:18
8位 国士舘大 1:10
9位 国学院大 0:15
10位 日本大 1:09

※上位10校まで
※以下11位中央大(前後のタイム差は1:16)、12位城西大(同0:44)、13位東京農業大(同1:50)。

17.5キロ ワンブィ(日本大)とキサイサ(桜美林大)の2人が並走しながら、50分30秒で通過。30秒ほど遅れてカリウキ(日本薬科大)が続く。日本人トップは鈴木(神奈川大)。ムイル(創価大)と並びながら、トップと37秒差につける。10名通過のトップは明治大。大東文化大、法政大、創価大、神奈川大と続く。11位の中央大は10位の日本大と1分16秒差と苦しい展開。

16キロ 町澤(中央大)は苦しい表情。あごが徐々に上がり、必死の走りが続く。

15キロ地点

通過順位 大学名 前後のタイム差
1位 大東文化大
2位 明治大 0:27
3位 法政大 1:28
4位 創価大 0:11
5位 神奈川大 0:52
6位 拓殖大 0:16
7位 上武大 0:10
8位 国士舘大 0:44
9位 国学院大 0:53
10位 日本大 0:23

※上位10校まで
※以下11位中央大(前後のタイム差は0:44)、12位城西大(同0:18)、13位東京国際大(同0:48)。

日本人トップは神奈川大の鈴木健吾【写真:赤坂直人】

日本人トップは神奈川大の鈴木健吾【写真:赤坂直人】

快走を続けるワンブィ(左)とキサイサ【写真:赤坂直人】

快走を続けるワンブィ(左)とキサイサ【写真:赤坂直人】

15キロ ワンブィ(日本大)とキサイサ(桜美林大)の2人が43分25秒で通過。20秒ほど遅れてカリウキ(日本薬科大)が続く。トップとは41秒ほど遅れて、鈴木(神奈川大)とムイル(創価大)が通過する。10名通過はトップが大東文化大。明治大、法政大、創価大、神奈川大と続く。日本大は10位、中央大は11位。日本大と中央大のタイム差は44秒。

12キロ ワンブィ(日本大)がややフォームを崩し、厳しい表情。キサイサ(桜美林大)が少し前に出る。カリウキ(日本薬科大)が遅れ始める。

10キロ地点

通過順位 大学名  前後のタイム差 
1位 大東文化大
2位 明治大 2:21
3位 創価大 0:04
4位 拓殖大 0:04
5位 法政大 0:34
6位 上武大 0:05
7位 城西大 0:02
8位 神奈川大 0:05
9位 国学院大 0:17
10位 日本大 0:04

※上位10校まで
※以下11位東京国際大(前後のタイム差は0:09)、12位中央大(同0:04)、13位国士舘大(同0:27)。

明治大・籔下、中央大・町澤ら日本人選手は第2集団を形成する【写真:赤坂直人】

明治大・籔下、中央大・町澤ら日本人選手は第2集団を形成する【写真:赤坂直人】

10キロ ワンブィ(日本大)、カリウキ(日本薬科大)、キサイサ(桜美林大)の3人が28分50秒ほどで通過。18秒ほど遅れて、ワークナー・デレセ(拓殖大)らが続く。トップとは30秒ほど遅れて、鈴木(神奈川大)、薮下(明治大)、ムソニ・ムイル(創価大)らが集団を形成。10名通過はトップが大東文化大。明治大、創価大、拓殖大、法政大と続く。

9キロ ワンブィ(日本大)、カリウキ(日本薬科大)、レダマ・キサイサ(桜美林大)の3人が第2集団を引き離す。

7キロ ワンブィ(日本大)とモグス(東京国際大)が先頭集団をけん引。菊地聡之(城西大)、鈴木健吾(神奈川大)らが第2集団を形成し、トップを追う。

5キロ地点

通過順位 大学名 前後のタイム差
1位 大東文化大
2位 明治大 1:38
3位 創価大 0:06
4位 拓殖大 0:05
5位 上武大 0:09
6位 中央大 0:07
7位 国学院大 0:01
8位 城西大 0:01
9位 神奈川大 0:10
10位 専修大 0:01

※上位10校まで
※以下11位法政大(前後のタイム差は0:04)、12位日本大(同0:18)、13位亜細亜大(同0:18)。

カリウキ(日本薬科大)ら留学生がレースを引っ張る【写真:赤坂直人】

カリウキ(日本薬科大)ら留学生がレースを引っ張る【写真:赤坂直人】

雲ひとつない青空の下、各校の選手たちが箱根駅伝本戦を目指してスタートした【写真:赤坂直人】

雲ひとつない青空の下、各校の選手たちが箱根駅伝本戦を目指してスタートした【写真:赤坂直人】

5キロ 先頭は14分21秒で通過。10名通過はトップが大東文化大で、明治大、創価大、拓殖大、上武大と続く。

4キロ ワンブィやカリウキら留学生6人がトップ集団を形成。町澤、薮下響大(明治大)、原法利(大東文化大)ら日本人が必死に付いていく。

2キロ カリウキとワンブィが町澤の前に出て、集団を引っ張る。モグス・タイタス(東京国際大)やタイタス・ムモ・ワンブア(武蔵野学大)ら留学生が横につける。

1キロ 2分50秒ほどで通過。町澤大雅(中央大)を先頭に、サイモン・カリウキ(日本薬科大)、パトリック・マセンゲ・ワンブィ(日本大)らが先頭集団を形成する。

スタート 50校、589人のランナーが一斉にスタート。本戦出場「10」の枠を懸けて、選手たちが20キロのコースを走る。

レース前

8年ぶりの予選会に挑む明治大【写真:赤坂直人】

8年ぶりの予選会に挑む明治大【写真:赤坂直人】

東京農業大の応援団は名物「大根踊り」でチームを盛り上げる【写真:赤坂直人】

東京農業大の応援団は名物「大根踊り」でチームを盛り上げる【写真:赤坂直人】

昨年はわずか10秒差で予選通過を逃した国士舘大。3年ぶりの本戦出場へ応援も熱を帯びる【写真:赤坂直人】

昨年はわずか10秒差で予選通過を逃した国士舘大。3年ぶりの本戦出場へ応援も熱を帯びる【写真:赤坂直人】

天候に恵まれた今年の予選会。会場周辺には部員、関係者、観客らが集まっている【写真:赤坂直人】

天候に恵まれた今年の予選会。会場周辺には部員、関係者、観客らが集まっている【写真:赤坂直人】

昭和記念公園の最寄り駅、JR立川駅には今年も出場各校ののぼり旗が飾られている【写真:赤坂直人】

昭和記念公園の最寄り駅、JR立川駅には今年も出場各校ののぼり旗が飾られている【写真:赤坂直人】

スタート地点で選手たちが号砲を待つ。各校の応援団による応援も熱を帯びている。
スタート地点の天候は晴れ、気温16.7度、風はほとんどない。

見どころ

今年は50校が参加。本戦出場を決める大学は!?【写真:赤坂直人】

今年は50校が参加。本戦出場を決める大学は!?【写真:赤坂直人】

 第93回東京箱根間往復大学駅伝競走(以下、箱根駅伝/2017年1月2日、3日)の予選会が15日、東京・陸上自衛隊立川駐屯地から国営昭和記念公園までの20キロのコースで行われる。
 選考会には50校がエントリーし、上位10校に与えられる出場権を争う。各校10~12人が20キロのコースを走り、上位10人の合計タイムが少ない大学が本戦切符を手にする。

 昨年の予選会を首位通過した日本大は、2年生のパトリック・ワンブィがチームをけん引する。10000メートルの持ちタイムは、エントリー選手で唯一の27分台。実力発揮となれば、合計タイムを争う予選会において大きなアドバンテージとなる。主将の石川颯真(4年)も、9月の日本インカレ5000メートルで自己新をマークするなど好調。ワンブィとともに中心選手としての活躍が期待される。

 箱根駅伝最多の連続出場回数(87回)を誇る中央大は総力戦。10000メートルで28分台のタイムを持つのは町澤大雅(4年)ただ一人で、厳しい戦いが予想される。今春からは世界選手権に2度出場したOB、藤原正和が監督に就任。1年生の舟津彰馬を主将に据えるなど大改革を行い、低迷する名門校復活を狙う。連続出場の記録を維持する正念場で、伝統を守ることができるか。

 明治大は1月の本大会で14位に沈み、8年ぶりの予選会にまわった。しかし実力は十分。エントリー選手14人のうち12人が29分台を走り、持ちタイムでの実力差が少ない。際立ったエースこそいないものの、一人の活躍に頼らないレースができる陣容は、本戦出場へ向けて安心できる要素と言えるだろう。

 レースは15日、午前9時35分にスタートする。

スポーツナビでは現地からの写真とともに速報します。

関連リンク